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James FerraroやOPNとも肩を並べる米国出身・ベルギー在住の奇才音楽家Spencer Clarkが青き異星人へと進化を遂げ、ベルギーの電子音楽家Milan W.を引き連れた最新形態Star Searchers(スター・サーチャーズ)として再来日する!まるで液体のように電子音を操り、何が飛び出してくるのか全く予測不能の最新ライヴ・パフォーマンスは要目撃です!そして独ベルリンを中心にヨーロッパでも精力的な活動を行う大阪出身の音楽家であり、彼らの盟友でもあるIku Sakan(左官育)も大決定!2017年に英Japan Bluesより発表された『Prism In Us All』は多角的な色彩美を誇るミニマル・アンビエント大傑作で多方面から高評価を獲得し、動向に目が離せない音楽家です。対する新潟からは充電期間を経て第22回日本電子音楽協会定期演奏会での造形的で素晴らしいオーディオ・ビジュアルなライヴ演奏で復活を遂げたTAGUCHI, Masayuki(田口雅之)が登場!それぞれ異なる地域やフィールドで活動する、気鋭の音楽家3組が新潟の一夜に集う。是非ともこの機会をお見逃しなく!

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2020.01.18 SATURDAY

砂丘館
(新潟市中央区西大畑町5218-1 / TEL 025-222-2676)MAP

OPEN 17:00 / START 17:30

TICKET
○前売券 \2500
○当日券 \3000
○新潟県外からの方 \2000
○18才以下無料!

live:
STAR SEARCHERS [Spencer Clark + Milan W.] (BE)
IKU SAKAN (JP)
TAGUCHI, MASAYUKI (JP)


チケットメール予約
info@experimentalrooms.com
(件名を「1/18 チケット予約」としてご氏名とご希望の枚数をご連絡下さい)

※会場には駐車場がありません。また、周辺の道路は駐車禁止です。公共交通機関または近隣駐車場を ご利用ください。

●新潟駅からのバス:
浜浦町線C2系統または観光循環バス「西大畑坂上」バス停下車徒歩1分

●提携駐車場:
新潟市西堀地下駐車場 をご利用の方には、60分無料券を差し上げています。駐車場から砂丘館までは徒歩約15分です。




SPENCER CLARK (Antwerp, BE)


スペンサー・クラーク | アメリカ生まれベルギー在住の奇才電子音楽家。James Ferraroとの伝説的ユニットのThe Skatersをはじめ、Mark McGuireとのInner Tube、DucktailsとのEgyptian Sports Networkなど様々な名ユニットでの活動でも知られており、ソロとしても代表的なMonopoly Child Star Searchersを始め数多くの名義を持ちあわせて作品の発表や演奏を行っている。2016年の終わりには初となる本名名義Spencer Clarkとして『The Stimulated Australia』をリリース。オーストラリア滞在中に採取されたフィールドレコーディングをふんだんに用いた作品で、開放的で自然豊かな天然音から時にはショッピングモール館内の空気も吸い込みながら緩やかなニューエイジの風を感じさせる傑作盤で高い評価を獲得。また同時期にベルギーのレーベルKRAAKより発表されたTyphonian Highlife名義の最新作『The World of Shells』では打って変わり、電子音が飛んだり跳ねたりうねりながらそして時に液状化/立体化してみせたりと未知なる異郷の音世界へと誘い、聖歌コーラスを様々な形状に変調させて壮大なラストで締め括らせた驚異盤となり、翌年2017年にはSun ArawのレーベルSun Arkから再リリースされた。2019年には新たなるプロジェクトStar Searchersを始動させ、青き惑星の豊かで力強い生命力とエキゾチックな未来を想起させる、2時間越えの超大作『Avatar Blue』を発表。そして本作を引っ提げて、ベルギーの電子作家Milan W.を帯同させた最新ライヴ・パフォーマンスを披露する。


links:
SPENCER CLARK bandcamp
PACIFIC CITY SOUND VISIONS (BE label)
Edicoes CN (BE label)
KRAAK (BE label)
SUN ARK (US label)
UNDERWATER PEOPLES (US label)
OLDE ENGLISH SPELLING BEE (US label)
NEW IMAGES (US label)





MILAN W. (Antwerp, BE)


ミラン・ウォーモスケルケン | アントワープを拠点とする音楽家。アブストラクトな音像、穏やかに浮遊するシンセの音色、夢見心地なエフェクト効果をレイヤードさせたアンビエント・ワークが特徴的で、Jj Funhouse、BAKK、Eksterなど実験的なベルギー産レーベルから作品のリリースを重ねている。ソロでの活動の他、今回のStar Searchersをはじめ、Mittland Och Leo、Anniversaなどグループの一員としてもその手腕を作品や演奏の場で発揮している。


links:
MILAN W. soundcloud
MILAN W. bandcamp
EKSTER (BE label)
JJ FUNHOUSE (BE label)
BAKK (NL label)
ATLANTIC RHYTHMS (US label)






IKU SAKAN (Osaka, JP)


左官育 | 大阪生まれの電子音楽家、DJ。 2009年より渡欧し独ベルリンを中心にヨーロッパの主にDIYな音楽シーンで活動。2017年リリース“Prism In Us All”、”Human Wave Music”の2作が国内外の先鋭的なDJやリスナーの注目を集める。特に英Japan Bluesよりリリースされた“Prism In Us All”は、Four TetやBen UFOが自身のRadio Mixに収録したのを始め、R&S RecordsがレーベルSNSで言及、米RVNG Intl.のMatthew Werthの年間ベストにも挙げられる等、各方面で高い評価を得た。その作品はこれまでにBBC Radio 1、NTS、Rinse、Rinse France、WFMU等 で選曲されている。Steve Reich、Manuel Gottsching、Laraaji等にも比較されるミニマル 且つ情感に富んだ有機的で快楽的な作風を特徴とし、「角度を変えれば無限に色彩を変化させるかのように、聴く度に新しい発見と、移ろいの美観をあたえてくれる。」(by Kazunori Toganoki - MASSAGE magazine) と評される。2017年、日・デンマーク国交樹立150周年記念イベント "Opposite 2017" に関連し帰国。 2018年より大阪住之江区北加賀屋 "音ビル" にてプライベート音楽スタジオ "ICECREAM MUSIC" を日野浩志郎、西川文章と共同運営。過去の主な共演・コラボレーションにSun Araw、Pekka Airaksinen、Maher Shalal Hash Baz、Anders Lauge Meldgaard (Frisk Frugt)、Gunter Schickert等がいる。


links:
IKU SAKAN soundcloud
IKU SAKAN bandcamp
JAPAN BLUES (UK label)
NATURAL SCIENCES (UK label)
PLANET ALMANAC (DE label)
ATLANTIC RHYTHMS (US label)






TAGUCHI, Masayuki (Niigata, JP)


田口雅之 | 新潟市在住の電子音楽家。日本電子音楽協会(JSEM)会員。デジタル音響合成による音作りと、アルゴリズムによって生み出される音律、旋律、リズムを組み合わせることで、新たな音楽領域の実現を図る。近年は音響映像作品の制作にも取り組み、2015年には新潟市民映画館シネ・ウインドにて音響映像作品の上映会「Audio-Visual 共感覚のライフワーク」を主催、自身も作品を発表。また、2016年には手塚眞監督、松崎友紀主演の短編映画「OKUAGA」の音楽を担当。2019年8月、新潟市民芸術文化会館りゅーとぴあ能楽堂で開催された第22回日本電子音楽協会定期演奏会に出演。電子音響とジェネラティブアートによる作品「Caldera(カルデラ)」を発表した。


links:
TAGUCHI, Masayuki