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Hombroich: Raketenfestival, Germany (2022) | Photo by Masaki Nakao
Hiromi Miyakita 《NuTu Tateiwa》2021, Video Still
60年代より「音」や「響き」そのものを探求し続け、現在も国際的な創作活動を行うサウンド・アート界の超重要人物=鈴木昭男によるスペシャル・パフォーマンスが大決定!!

70年代に自身によって発明された自作エコー楽器「アナラポス」をはじめ、様々な音具や非楽器を用いた再現不可能かつ体験的な音響パフォーマンスは要必見。共演には近年鈴木氏と活動を共にしつつ、即興パフォーマンスや視覚芸術の可能性を探求するダンサー/アーティスト=宮北裕美も登場。宮北氏による浜で採取された石を打つパフォーマンス作品『NuTu』の披露、そしておふたりによる即興コラボレーションも加えたプレミアムな一夜となること必至です。会場は鈴木氏と80年代のNY時代のときを共にした美術家・吉原悠博が現在館主を務める吉原写真館にて。時を超え、場を超えて、新たなクリエイティビティとリアルなアートが生まれる瞬間を是非とも目撃下さい!!

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2023年6月10日(土)

吉原写真館
(新潟県新発田市大手町2-6-22 / TEL 0254-22-2056)MAP

開場17:00 / 開演17:30(終演19:00予定)

料金:
予約5000円 / 当日5500円 / 県外4500円 / 18才以下無料!

出演:
鈴木昭男
宮北裕美

チケットメール予約:
info@experimentalrooms.com
(メールにてご予約を承ります。ご希望の方は件名を「6/10チケット予約」としてご氏名・枚数・電話番号をご連絡下さい。当日の会場入場時にご精算となります)

※予約メールを頂いた後に必ずご返信差し上げておりますが、中にはエラーで返ってきてしまう場合があります。もしご返信が届かなかった場合はお電話番号も添えてもう一度メールを頂けると幸いです。ショートメールにてご返信致します。また、行き違い等でもし予約受付がされなかった場合でも当日ご申告頂ければ予約料金にてご入場頂けますのでご安心していらして頂けると幸いです。

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協力:吉原写真館

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<演目>
第1部:
鈴木昭男 ソロ・パフォーマンス

第2部:
宮北裕美 『NuTu』
鈴木昭男+宮北裕美セッション







Courtesy of Beethoven Foundation for Art and Culture Bonn
Photo by Meike Boeschemeyer
AKIO SUZUKI (Kyoto, JP)


鈴木昭男 | 1941年生まれ。1963年、名古屋駅でおこなった《階段に物を投げる》以来、自然界を相手に「なげかけ」と「たどり」を繰り返す「自修イベント」により「聴く」ことを探求。70年代にはエコー楽器《アナラポス》などの創作楽器を制作し、演奏活動を始める。1976年の個展「音のオブジェと音具展」(南画廊、東京)や1978年フェスティバル・ドートンヌ・パリ出場を機に素材そのものから音を探る「コンセプチュアル・サウンドワーク」を展開し1987年にドクメンタ8に出場した。1988年、子午線上の京都府網野町にて、一日自然の音に耳を澄ます《日向ぼっこの空間》を発表。1996年に街のエコーポイントを探る「点 音」プロジェクトを開始。世界各地の美術展や音楽祭での展示や演奏多数。


links:
AKIO SUZUKI
ALM (JP label)
FOSSIL (JP label)
HOREN (JP label)
EDITION OMEGA POINT (JP label)
FTARRI (JP label)
ART INTO LIFE (JP label)
EDITION RZ (DE label)
DAAD (DE label)
GELBE MUSIK (DE label)
HET APOLLOHUIS (NL label)
PARIS MUSEES (FR label)
WINDS MEASURE RECORDINGS (US label)
AND/OAR (US label)
ORAL (CA label)
SENUFO EDITIONS (IT label)
901 EDITIONS (IT label)
ROOM40 (AU label)
CONFRONT RECORDINGS (UK label)
HASANA EDITIONS (ID label)





HIROMI MIYAKITA (Kyoto, JP)


宮北裕美 | イリノイ大学芸術学部ダンス科卒。舞台芸術の出演や振付を経て"立つ、歩く、座る"と言ったシンプルな動作、身の回りのモノや現象にダンスを見出し、即興パフォーマンスや視覚芸術の可能性を探る。2012年、京丹後市に拠点を移し、浜で採集した自然の石を打つダンス「Nutu(ヌトゥ)」を創始、国内外で上演。近年は美術館、鉄道、公園、路上、日本庭園など様々なサイト・スペシフィック・パフォーマンスを手がける。ダンサーとして活動してきた固有の時間感覚や空間感覚を美術表現へと持ち込み、3331 アーツ千代田(2019)、Kunsthaus Dresden(2021)、鳥取県立博物館(2023)などで発表している。


links:
HIROMI MIYAKITA