HAKOBUNE
FEATURE 061

兵庫出身、現在は東京を拠点とする依藤貴大によるソロ・ユニット、ハコブネ。2007年の本格的な活動開始以降、今までに世界各国の様々なインディペンデント・レーベルから50を超える膨大な作品リリースを続け、常に世界中のリスナー/アーティストからその動向に注目を集める存在です。様々な手法を用いて創出される美しいアンビエンスな音風景と幾重にも丁寧にレイヤードされたドローニッシュなサウンド・スケープ。作品を重ねるごとにその奥行きはどんどん深まり、意識が遠のくような陶酔感さえ覚えます。ソロとしての活動の他に、Chihei Hatakeyama、Celer、Pleq、Hiroki SasajimaなどとのコラボレーションやTobira Recordsとして自身の作品をはじめとするレーベル活動、そして「音ほぐし」と題された定期的な自主企画も行い、多方面で精力的な活動を行っています。そんな彼がいよいよ、新潟を来襲します!




HOMETOWN
Tokyo, JP

MEMBER
Takahiro Yorifuji (GARDEN OF GHOSTS, THE GARDEN, YASEI, DOWNCASTS, WHALES, SOMUKENAI)

LABEL
TOBIRA (JP)
WHITE PADDY MOUNTAIN (JP)
SHRINE.JP (JP)
PATIENT SOUNDS (US)
BEER ON THE RUG (US)
CONSTELLATION TATSU (US)
HIBERNATE (UK)
RURAL COLOURS (UK)
NOMADIC KIDS REPUBLIC (UK)
PSYCHONAVIGATION (IS)
U-COVER (BE)
EMPIRIC (DE)
GHETTO NATURALIST SERIES (DE)
ORGANIC INDUSTRIES (DE)

WEB
HAKOBUNE
HAKOBUNE soundcloud

VIDEO

Hidden Away


Live at Dommune


Live at Yogiga





experimental room #18

2015 03 28 SATURDAY

砂丘館

Open 16:30 / Start 17:00

Adv 3000JPY / Door 3500JPY / From Out Of Niigata 2500JPY / Under18 FREE!

live:
SONTAG SHOGUN
HAKOBUNE
MIKKYOZ
+ VERY SPECIAL GUEST!!!

dj:
JACOB


more info: experimental rooms


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音ほぐし

2015 05 16 SATURDAY

四谷三丁目 喫茶茶会記

live:
夏の大△
IL GRANDE SILENZIO
スティル
まず最初に自己紹介をお願いします。

兵庫県出身で、現在は東京で活動しております。

いつ、どのようにしてhakobuneとしてのキャリアをスタートされたのでしょうか?

ノイズ・コアやパワー・ヴァイオレンス・バンドを経て、19歳の頃に一人で作り始めました。きっかけは偶然手に入れたリバーブのラックでした。

2014年11月に通算50作目となるフル・アルバム『Vitex Negundo』がドイツのEmpiric Recordsよりリリースされましたね。改めておめでとうございます!2007年の初リリース以降、息つく間もなく発表されておりますが、ズバリ多作の秘訣は何なのでしょうか?

ズバリ早起きです(笑)!とくに土曜日の朝はなるべく早く起きて、制作の時間に費やしています。

世界の様々なレーベルから作品が発表されていますが、いつもどのようにして作品は制作されているのでしょうか?

ギターやベース、エフェクターを使って制作しています。

制作の際、どのようなものにインスパイアされますか?

直接インスパイアされているかはわかりませんが、知らない場所へ行ったり、懐かしい場所にたまに行ってみたりすることが好きです。また、学生時代は映像学を専攻していたので、映画もよく観ます。

先述の50thアルバム『Vitex Negundo』のリミックスCDのリリース予定があるとお聞きしました。こちらの作品はどのようなものとなりそうでしょうか?

親交があるテクノ、ノイズ・アーティストに参加いただきました。Constellation Botsu、D/P/I、DJ NOBU、食品まつり aka Foodman、Genseiichi、Guilty Connector、Katsunori Sawa(Steven Porter)、Koba、Matsusaka Daisuke、Miclodiet、Taishinの11名です。

自身のユニット名を「hakobune」と名付けた理由を教えて下さい。

セルアウトせず自分の出したい音を追求したく、誰にも邪魔されない静謐で神聖な場所という意味でhakobuneにしました。

2012年6月18日の第一回目を皮切りに、定期的な自主企画「音ほぐし」というイベントを開催されていますが、こちらのコンセプトについて教えて下さい。

都内で最もハードコアなイベントのひとつであると自負しております(笑)。しっかり音と向き合う環境を設けたいので、小規模なスペースで椅子に座って演奏を鑑賞します。

Nobuto SudaさんとレーベルではTobira Records、ユニットとしてはGarden Of Ghostsがありますが、それぞれ最近の活動について教えて下さい。

Garden Of Ghosts名義では数年前に25部限定で自主リリースした音源がドイツのOrganic Industriesというレーベルから再発されます。あと、新作を制作中です。Nobuto Sudaは最近勉強に没頭しているようです。

最近のお気に入りのアーティストや作品などがありましたら教えて下さい。

最近よく聴いているのはSuperskinというアーティストです。おそらくカセットを1本しかリリースしていないみたいですが、音がユニークで気に入っています。(https://soundcloud.com/superskin


3月28日の砂丘館にて新潟でのライヴが決定しておりますが、新潟に足を運ぶのは初めてですか?また新潟にはどのような印象がありますか?

新潟を訪れるのは初めてです。スノーボードが好きなので、新潟在住の方がとても羨ましいです。

今後の予定を教えて下さい。

先日リリースしたアルバム『Vitex negundo』がLPボックス(トートバッグ、CD、バッジ、ポストカード付き)で出ます。また、51作目のフル・アルバム『Sinking Stars』がアメリカのBeer On The Rugよりカセットでリリースされます。 Celerとの共作アルバム『Vain Shapes And Intricate Parapets』が、4月に国産レーベルPurre GoohnよりCDで再発されます。その他、スプリットやリミックスで参加した作品も多数出てきます。

それでは新潟のファンに一言お願いします!

新潟で演奏できることをとても楽しみにしています。ぜひ会場にお越しいただけたら幸いです!



INTERVIEW in January 2015
TEXT by Masato Hoshino