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熱狂的な音楽ファンより愛称「イルカおじさん」として親しまれ支持を集めているDolphins Into The FutureことLieven Martens Moana(リーヴォン・マーティンス・モアーナ)と、James FerraroやMark McGuireとも活動を共にしてきたMonopoly Child Star Searchersこと奇才Spencer Clarkの新名義Typhonian Highlife(タイフォニアン・ハイライフ)による待望のジョイント来日・新潟公演!世界の様々な奥地で採取されたフィールドレコーディングによる環境音とエレクトロニクスでトロピカルで放牧的な楽園アンビエンスを創出する前者。同じく時に環境音を用いながら時に電子音の可能性を探求しつつ、ニューエイジ/ローファイでどこか近未来な情景をものぞかせる後者。彼らふたりは2016年に初来日。東京・大阪の2公演オンリーでいずれもソールドアウトとなった圧巻のパフォーマンスは要必見です。新潟からは同じく電子作家/自然音採集家でもあり、新作『Heimia / Calea』を発表したばかりの気鋭作家PAL(パル)がDJとして参加します。貴重な機会となる本公演を是非ともお見逃しなく!

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2017.10.14 SATURDAY

燕喜館
(新潟市中央区一番堀通町1-2 / TEL 025-224-6081)MAP

OPEN 17:00 / START 17:30

TICKET
○前売券 \3000
○当日券 \3500
○新潟県外からの方 \2500
○18才以下無料!

live:
LIEVEN MARTENS MOANA (BE)
TYPHONIAN HIGHLIFE (BE)

dj:
PAL (JP)

チケットメール予約
info@experimentalrooms.com
(件名を「10/14チケット予約」としてご氏名とご希望の枚数をご連絡下さい)


<電車の場合>
新潟駅バス乗り場から
萬代橋ライン(BRT)にて「市役所前」下車
または
観光循環バスにて「白山公園前」下車

<お車の場合>
正面玄関前に有料駐車場有ります。





LIEVEN MARTENS MOANA (Antwerp, BE)


リーヴォン・マーティンス・モアーナ | 1981年生まれ、ベルギーはアントワープ在住。フィールドレコーディングによる天然音とエレクトロニクスを掛け合わせた楽園アンビエント・ミュージックで、Dolphins Into The Future名義としても熱狂的な音楽ファンに圧倒的な支持を持つ電子作家/環境音採集家。活動初期の頃からNot Not Fun、Underwater Peoples、Experimendiaなど良質なアンダーグラウンド・レーベルより作品を発表。Edicoes CNとして自主レーベルを運営しており、自身の作品を中心にコンスタントなリリースを重ねている。2017年には盟友Spencer Clarkのレーベル Pacific City Sound Visionsより『Idylls』を発表。2016年の初来日の際に滞在した渡嘉敷島でのフィールドレコーディング音源を中心に用いられ、ピアノや電子音が大自然に溶け込む淡く美しいサウンドスケープを披露。また今回の待望の再来日のタイミングに合わせて2017年10月には大阪の重要レーベルEMレコードより最新作『Three Amazonian Essays』をリリース予定。今作はFinis Africaeによるアマゾン探検を題材にした伝説的密林名盤『Amazonia』を丸ごと音素材にしてしまった作品で、更なる熱帯雨林の奥地へと足を踏み入れた仮想アマゾン探検盤となっている模様。


links:
LIEVEN MARTENS bandcamp
LIEVEN MARTENS MOANA soundcloud
DOLPHINS INTO THE FUTURE soundcloud
EM (JP label)
Edicoes CN (BE label)
PACIFIC CITY SOUND VISIONS (BE label)
AGUIRRE (BE label)
FONAL (FI label)


Interview with LIEVEN MARTENS MOANA



TYPHONIAN HIGHLIFE (Antwerp, BE)


タイフォニアン・ハイライフ | アメリカ生まれベルギー在住の奇才電子音楽家スペンサー・クラークによる新たなる活動名義。James Ferraroとの伝説的ユニットのThe Skatersをはじめ、Mark McGuireとのInner Tube、DucktailsとのEgyptian Sports Networkなど様々な名ユニットでの活動でも知られており、ソロとしても代表的なMonopoly Child Star Searchersを始め数多くの名義を持ちあわせて作品の発表や演奏を行っている。2016年の終わりには初となる本名名義Spencer Clarkとして『The Stimulated Australia』をリリース。オーストラリア滞在中に採取されたフィールドレコーディングをふんだんに用いた作品で、開放的で自然豊かな天然音から時にはショッピングモール館内の空気も吸い込みながら緩やかなニューエイジの風を感じさせる傑作盤で高い評価を獲得。また同時期にベルギーのレーベルKRAAKより発表されたTyphonian Highlife名義の最新作『The World of Shells』では打って変わり、電子音が飛んだり跳ねたりうねりながらそして時に液状化/立体化してみせたりと未知なる異郷の音世界へと誘い、聖歌コーラスを様々な形状に変調させて壮大なラストで締め括らせた驚異盤となり、翌年2017年にはSun ArawのレーベルSun Arkから早くも再リリースされた。


links:
SPENCER CLARK bandcamp
PACIFIC CITY SOUND VISIONS (BE label)
Edicoes CN (BE label)
KRAAK (BE label)
SUN ARK (US label)
UNDERWATER PEOPLES (US label)
OLDE ENGLISH SPELLING BEE (US label)
NEW IMAGES (US label)





PAL (Niigata, JP)


パル | DJ/トラックメーカー、廣木勇人のソロ・プロジェクト。ライフワークである山登り、環境音採集、読書、アミニズム、お米作りから着想を得て、つまずくステップや尖端音楽を組み立てる。2016年4月にドラムマシーンのエラーを礼賛した自身初の音楽集、『人の砂漠 〜Desert of Human being〜』を発表。 2017年盛夏には、シャーマニズム・呪術・少数民族・儀式・野草・フィールドレコーディングをしっとり潜ませたカセットテープ作品『Heimia / Calea』をHeliostructionから発表した。


links:
PAL
PAL soundcloud
MONOTOP-ARCHITEKT
HELIOSTRUCTION


Interview with IWWIWE.