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――――― 尺八とコンピュータで呼応する、新潟の親子が交わした「時間と音」の記録を巡る福島家の電子音響ダイアリー。



福島麗秋 + 福島諭 - Inter-Others
Vinyl LP (+DL Card)
新潟の親子ユニット「福島麗秋 + 福島諭」による尺八とコンピュータによる電子音響作品『Inter-Others』のLPレコード発売を記念した特別公演が大決定!!

身体的で息の深い尺八の生演奏をリアルタイムでコンピュータ処理を行い、新たなる音像を多層的に創出していくライヴ・エレクトロニクス演奏は要必見!「過去」を進行形で「現在」に織り重ね、またとない<時間芸術>を創出していくそのパフォーマンスは全身で体感してこそのもの。今回の発売を祝し、彼らと親交深いアーティストたちも大結集。タンジェント・デザイン高橋悠の設計による「スピーカー・オブジェクト」を使用した新作、長年に渡り共作を行う映像作家・遠藤龍による新作映像、『Inter-Others』のティーザーで映像デビューを飾った長谷川尚子による新作映像、作品の世界観/没入感を深める岸本智也によるプロジェクション、さらに福島諭との対話的な静止画の共作を継続する映像作家の原田和馬が初来新してのオーディオ・ビジュアルによるパフォーマンス、目利きの選盤で空間を満たすJacobのDJ、そして味覚・嗅覚に美しい彩りを添えるmahoramaがフード&ドリンクで登場!パフォーマンスの後にはトーク・セッションもあり更に作品を深掘ります。あますことなく新潟が誇るべき福島親子に迫り切るスペシャルな会。是非ともお見逃しなく!!!

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2024年6月1日(土)

旧第四銀行住吉町支店(みなとぴあ敷地内)
(新潟市中央区柳島町2-10)MAP

開場16:30 / 開演17:00(終演20:00予定)

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LIVE:
福島麗秋 + 福島諭

+ 高橋悠(スピーカー・オブジェクト)
+ 遠藤龍(映像)
+ 長谷川尚子(映像)
+ 岸本智也(プロジェクション)

AUDIO VISUAL LIVE:
原田和馬

DJ:
Jacob(red race riot!)

DRINK & FOOD:
mahorama

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料金:予約2000円 / 当日2500円 / 新潟県外1500円 / 18才以下無料!

○メールにてチケットのご予約を承ります。件名を「6/1チケット予約」として、ご氏名・電話番号・ご希望の枚数をお送り下さい。ご精算は会場入場時となります。
info@experimentalrooms.com

○車でお越しの場合は「みなとぴあ駐車場」(73台/無料)をご利用頂けます。



後援:日本電子音楽協会






REISHU FUKUSHIMA + SATOSHI FUKUSHIMA (Niigata, JP)


福島麗秋 | 1948年生まれ。群馬県出身。新潟大学人文学部(法)卒。教職の道を進む。1994年、新潟県教員として佐渡勤務の折、村松流尺八に出会う。1998年師範(逸遊)を取得。2000年に都山流尺八に入門し、2006年準師範(麗秋)を取得する。2007年より息子である作曲家の諭とPCと尺八の共演をスタートさせ、限りなく広がる音響の未知の世界を追い求めている。2022年には岐阜県美術館でのイベント「エレクトロニック・ラーガのための室内楽」において、尺八による演奏および即興を行った。

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福島諭 | 1977年生まれ。新潟県出身。作曲家。情報科学芸術大学院大学[IAMAS] 修了。現在、博士後期課程在籍。2002年よりリアルタイムなコンピュータ処理と演奏者との対話的な関係によって成立する作曲作品を発表。また、即興演奏とコンピュータによる独自のセッションを試みるバンド Mimiz(みみづ)のメンバー。濱地潤一との共同作曲による室内楽作品《変容の対象》を2009年から継続。2020年以降は、共同制作のあり方を音楽以外の表現へ拡張している。2016年G.F.G.S.レーベルよりCD「福島諭:室内楽2011-2015」をリリース。日本電子音楽協会理事(2017年度〜)。作曲を三輪眞弘に師事。主な賞歴として、2014 第十八回文化庁メディア芸術祭アート部門 優秀賞、2017 「坂本龍一|設置音楽コンテスト」佳作など。


links:
REISHU FUKUSHIMA
SATOSHI FUKUSHIMA
G.F.G.S LABEL (JP label)







KAZUMA HARADA (Nagoya, JP)


原田和馬 | 1990年愛知県生まれ。複数枚の写真を重ね合わせるという一つの系を通すことで生まれる写真や映像を作品としている。写真作品を主軸としてミュージック・ビデオの制作や「daahara」の名義でVJなども行う。また、近年はオーディオ/ヴィジュアル・パフォーマンスを展開している。2018年情報科学芸術大学院大学[IAMAS]修了。主な展覧会にJapan-ness. Architecture et urbanisme au Japon depuis 1945」(ポンピドゥー・センター・メッス、2017)、「新しい洞窟 PARALLAX CAVE」(コ本や honkbooks、2017)、「IAMAS: Triptyque 01」(IAMAS Library、2018)など。2023年12月に第一写真集『underscore』を上梓。


links:
KAZUMA HARADA



YU TAKAHASHI (Niigata, JP)


高橋悠 | 新潟大学大学院美術科(彫塑)修了。2005年より、妻 高橋香苗とのデザイン・アートユニット活動を開始。デザイン事務所勤務を経て2012年、株式会社タンジェントデザインを設立。「人や物、出来事がもともと備えた魅力を表出させる」ことをテーマに、雑貨、工具、照明などのプロダクトデザインを手掛ける。これまでに、グッドデザイン賞、レッドドットデザイン賞、IFデザイン賞、ジャーマンデザイン賞などを受賞。一方、「うちのDEアート」「水と土の芸術祭」「文化庁メディア芸術祭新潟展」などでインスタレーション作品を展開。


links:
TANGENT DESIGN INC.




RYU ENDO (Niigata, JP)




遠藤龍 | 写真と映像を通して創作活動を続ける。2009年からNoism Company Niigataの舞台映像を手がける他、mikkyoz(le + endo ryu)としても活動している。


links:
MIKKYOZ



NAOKO HASEGAWA (Shibata, JP)


長谷川尚子 | 1988年、新潟県新発田市生まれ。宮城大学事業構想学部デザイン情報学科卒。写真作品の発表の他、2024年からは写真映像作品の発表も始めている。


links:
NAOKO HASEGAWA



TOMOYA KISHIMOTO (Shibata, JP)


岸本智也 | 新発田市出身。プロジェクターを使った企画のコーディネートや映像空間演出など、空間デザインからシステム構築、設営、映像送出まで多岐に渡り活動している。


links:
TOMOYA KISHIMOTO






JACOB (Niigata, JP)


ヤコブ | 国内外の先鋭的なアーティストを招聘し、アート・エキシビションやクラブ・イベントなどを行う、新潟のアンダーグラウンド・シーンを牽引するred race riot!を主催し、DJとしてもプレイする。また様々なイベントでもDJとして精力的な活動を行い、盟友leとのDJユニット、Ixalodsの名義も持っている。


links:
JACOB instagram
RED RACE RIOT!